Raspberry Pi
Raspberry Piがやってきた!
とある日にAmazonさんからやってきたお勧めの書籍紹介メール。そこにあったのが「Raspberry
Piユーザーガイド」。「ん?Raspberry Piてなんじゃ?」と調べてみたら、あらまぁちっこいPCじゃないですか。驚くべきはその値段。日本円で4000円くらい。でもPCとして動く。こんな面白そうなおもちゃはそうありません。迷わずぽちクリました。
後日やってきましたRaspberry Pi!
ちっさい、かわいい(>_<)g。1円玉のサイズを見ても小ささがわかりますよね。これがPCになるんですからビックリです。この編はこの子を色々使ってみようという、そういうお話です。
@ 購入時の注意
Amazonの箱に入っていたRaspberry Piはこんなラズベリー色なケースに入ってました:
でも、本体と取扱説明書以外は実は何も入っていません。ケーブル類ゼロです。まずここではまりました。
購入時にはすぐに動かせるように付属品も一緒に買いましょう。
○ micro-USBケーブル
Raspberry Piに電源を供給するケーブルです。携帯電話の電源ケーブルなどで良く使われています。家電屋さんでもネットでも何百円かで買えます。
○ 5V/700mA以上1200mA以下の電源供給元
Raspberry Piには5Vで700mA〜1200mAな電力が必要です。これ「え〜良く分からんよぉ」と思ったのですが、携帯電話の充電用のコネクタがぴったりこの範囲です。例えば私が持っているiPhoneの充電用コネクタの裏にはうっすらとこうスペックが書かれていました:
このコネクタを使えばコンセントから直接micro-USB経由でRaspberry Piに電源を供給できます。
○ SDメモリカード
Raspberry PiのストレージはSDカードのみです。なのでSDカードにOS等を全部入れる事になります。昨今はSDカードも激安です。容量は32GBあれば十分との事。ちなみに32GBだと価格コムで2013.7の段階で2180円くらいでした。
空のSDカードにはWindows等のPCを通してRaspberry Piを動かすOS(Linux)のイメージファイルを流し込みます。詳しい方法は後ほど。
○ HDMIケーブル/HDMI端子があるモニター
Raspberry PiはHDMIを通してモニター出力できます。ケーブルが無ければ購入する必要があります。もちろんモニターもHDMIに対応している必要があります。これは最近のモニターならほぼ対応でしょう。
○ USBマウス/USBキーボード
Raspberry Piには2系統のUSBコネクタがあります。ここにはUSBマウスとUSBキーボードを挿す事ができます。ただ、2系統分の電源供給しかできないため、USBハブで分岐して沢山挿すのは危険です。独自に電源供給するUSBハブなら問題無いと思います。
という事で、再度まとめると、
・ micro-USBケーブル
・ 携帯電話の充電用電源コネクタ(5V/700mA〜1200mA)
・ SDメモリカード(32GB以上)
・ HDMIケーブル/HDMI端子があるモニター
・ USBマウス/USBキーボード
が必要な物になります。多くはお家にあるかもしれません。これらのセッティングとOSインストールについては次の章で。