Visual Studio Code + Python
カスタムモジュールを作る
(2019. 11. 26)
Pythonは沢山の便利なモジュール(ライブラリ)が魅力のスクリプトです。それらモジュールはpythonで認識できるように作られています。そして勿論自分のオリジナルなカスタムモジュールを作る事も出来ます。良く使う機能などをモジュール化してライブラリとして蓄えていけば、プログラムがどんどん楽になっていきます。
@ mymodule.pyを作成
独自のカスタムコードを記述する.pyファイルを作ります。名前は何でも良いのですが、そのモジュールの内容を良く反映した他と被らない名前にした方が良いです。ここではサンプルなのでmymodule.pyという名前にしておきます。ファイルは今作成しているプロジェクトフォルダ直下に保存します。
カスタムモジュールの中には変数、関数、クラスを設定できます。クラスについては後の章でじっくりやるのでここでは割愛。独自の変数と関数を例えば次のように記述します:
def add( a, b ):
return a + b
PI = 3.1415926535
defは関数定義です。add関数は2つの引数を足した答えを返します。PIは変数で円周率です。こうして作成したmymodule.pyは同じプロジェクトフォルダ下にある他の.pyファイルにimportする事が出来ます:
import mymodule
print( mymodule.add( 10, 20 ) + mymodule.PI )
ちなみに、プロジェクトフォルダ下にサブフォルダを作り、そこに自分のカスタムモジュールを格納してもOKです。その場合importパスが例えば次のようにフォルダ名を繋げた書き方になります:
import hoge.foo.mymodule as mymodule
print( mymodule.add( 10, 20 ) + mymodule.PI )