OpenGL技術編
その2 ポリゴン描画は異常に簡単!:サンプルプログラム
OpenGL技術編その2「ポリゴン描画は異常に簡単!」で説明した内容を踏まえたサンプルプログラムです。実行するとちょっといびつな四角ポリゴンが出現します:
サンプルスクリーンショット。これはOpenGL版。
サンプルはOpenGLだけでなく、同じ頂点情報を用いてDirectX9でも描画しています。DirectX9側でも上と全く同じ描画結果が得られます!マルチライブラリ化が裏メインの章です。
このサンプルはこちらからダウンロードできます。
アーカイブを解凍すると、codeフォルダ及びprjフォルダが表れます。prjフォルダにはVS2005とVS2008それぞれのソルーションが含まれていますので、お使いの環境に合わせたソルーションを起動して下さい。後はビルドすれば上のスクリーンショットが出現するはずです。
起動直後はDirectX版のメイン関数(dx9main.cpp)を使っています。これをOpenGL版に切り替えるにはdx9main.cppの1行目にある「#if 1」を「#if 0」にし、openglmain.cppの方を「#if 1」にしてメイン関数を切り替えて下さい。同じ結果が出るはずです。
○ ポイント
このサンプルのポイントは同じコードでOpenGLとDirectX9の両方が動いている所にあります。もちろん双方に違いはありますが、そこはメイン関数と各ライブラリのレンダラクラスが吸収してくれています。ゲームのエンジンに当たるApplicationクラスが全く同じなのに注目してみて下さい。